私は長年看護師として働く中で、西洋医学だけでは症状緩和ができない患者さんを多数見てきました。
ルミナスでは統合医療（西洋医学を前提とした、代替療法や伝統両方を組み合わせた医療。統合医療情報サイト）の勉強会を開催し、ヒーリングタッチやアロマセラピーを実践しています。もちろん医師の訪問看護指示書をもとに行います。
今私が担当している高齢者で、膝の痛み、腰の痛みがある方にアロマセラピ―を行ったところ、痛みが緩和される、夜よく眠れる、気持ちがよいという感想がありました。症状の緩和が期待できる成分を含んでいるアロマやご利用者様の好きな香り（その日の）を選択してもらい植物油に希釈して使用しています。
アロマセラピーを行うことで副交感神経が優位となり、間脳、視床下部に働きかけることでリラックスできると言われています。

一番は母が入院していた緩和ケア病棟の影響が大きいと思います。
ボランティアでアロママッサージをして下さる方がいたり、母と気の合う看護師さんが来ると大笑いしながら長話していたり、
一般病棟に入院していた頃には見られなかった自然体な母の姿を見る事ができました。
まさにナイチンゲールが唱えている「看護師とは自然（自然治癒力）が患者に働きかける最も良い状態に患者を置く事である。」を目の当たりにし、そんな看護ができたらなあと思っていました。
転職を考えた時に、訪問看護師は様々な経験を積んで知識も豊富でないと大変だろうし、まだまだ看護師としては未熟な私には厳しいかなと不安もありましたが、やはり患者様が一番自然体でいられる在宅での看護であれば自分がやりたいような看護ができるのではないかと思い、思い切って始めました。
また、補完代替医療に興味があり、アロマやリラクゼーションをケアに取り入れているルミナスの和訪問看護ステーションの門をたたきました。

今まで、病院や介護施設で働いて来ました。
治療に伴う不安に寄り添う大切さを感じていましたが、これまでの看護に限界を感じ、もっと良い方法はないかと感じていました。
そんな時、代替療法やホリスティック医療のことを知り、知人を介してルミナスで働くことになりました。
ルミナスでは、様々な講座を開催しており、私もレイキやヒーリングタッチ、バッチフラワーエッセンス、アロママッサージなどを受講し、
現場でも活かすことが出来るように学びを深めています。
また、プライベートでも、練習がてら講座で習ったことを家族に実践し、家族にも喜んでもらえています。
日常生活にも取り入れられる喜びも感じ、とても役立っています。
※弊社と併設のNPO法人国際ホリスティック看護協会が様々な講座を開設しています。
詳しくはこちら→（https://npo-ihan.net/academy/）