東京スタッフブログ

矛盾の中の光

ある日の訪問。
利用者さんが一言。
「自分の体に責任がある。体調の経過や流れは医者や看護師さんにも分からない。この体で付き合って、向き合ってないからね。」

その後に一言。
「でもね、だからこそこうやって来てくれるのが嬉しいんだ。
もし何かあったときに見つけてくれる、話し相手になってくれる。
人があったかいんだよ。
信頼している、ありがとう。」

言葉は矛盾を嫌います。
でも、私たちが住んでいるのは現実。
現実は矛盾してなんぼです。

その矛盾した世界で様々なことを体感し、
言葉にして伝えてくれることにまずは感謝いたします。

矛盾のある中でも
何か光のようなもの、安心できるものを感じられることがどれだけ人に影響を与えるのか。
毎回の訪問ではお互いに与えあって、支え合って成り立っているのだと
また一つ実感させていただきました。

いつも、ありがとうございます。

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